中国北方的秋天,天空又高又蓝,白云如丝如絮,连空气中都隐约飘着丝丝甜味。这时候坐在院子里发会儿呆,忽然就会从高大的柿子树上“咚”地砸下一个大柿子来,柿子虽已面目 全非,却依然勾起了食欲。小时候在上海,买回家的柿子多半是硬邦邦的,不能立刻解馋,而 是要放一段时间,方可开吃。
在北方,人生中第一次吃到了脆柿子,甜似桃,脆如瓜。在朋友的小院子里,硕果累累的 柿子树下,摆上木桌条凳,切好脆柿子,拌成了一道爽口又应秋景的柿子沙拉。朋友说,即使 每天发明各种柿子菜,好像也还是吃不完这一树的柿子呢。沉默了一整年的柿子树,在秋季 忽然就捧出了让人意想不到的丰盛果实。“尽管毎年都会结,但每年到了这个时候,仍然是满 满的惊喜啊。”朋友感叹。
中国北部の秋、高く澄み渡った青空に、綿をちぎったような白い雲が浮かぶ。空気の中にさえほの か に 甘 い 香 り が 漂 う 。そんな時期に、お庭にぼんやりと座っていたら、突然「ドン」と大きな柿の木か ら柿が落ちてきた。見る影もなく潰れているが、そ れ で も 食 欲 を そ そ る 。小さい頃、上海に住んでい たときは、買ってきた柿はカチカチに硬く、しばらく置いておかないと食べられなかった。
北の地方に来て、人生で初めてぱりぱりとした食感の柿を食べた。甘 さは桃のようで、しゃきしゃ きとした歯応えは瓜のようだ。友人宅の小さなお庭で、枝いっぱいに実をつけた柿の木の下に木製の テーブルとベンチを並べ、柿を切り、かき混ぜて柿サラダを作った。さっぱりとした口当たりは、実に 秋にふさわしい一品だ。友人は、毎日違う柿料理を作っても、この木の柿を全部食べることはできな トト子 いかもねって言った。一 年 中 静 か に 佇 ん で い る 柿 の 木 だ が 、秋という季節になると、思いがけないほどの豊富な果実を差し出してくれる。「毎年実をつけることは知っていても、この時期になると、やっばり大きな楽しみだよ」と友人が感慨深そうにつぶやいた。