故寺田寅彦氏の有名な指摘に「学者は馬鹿でなければならない」というのがある。 頭が良い人は何か新しい研究を始めようと思っても、その前途にある困難さや障害 や行き詰まりが見えてしまう。そこで成果が挙がるはずがない研究などは、やる気 になれない。しかし、手前からはどう見ても行き詰まりになっているはずの道でも、 そこまで行くとふいと右へ行く道がついているのを発見したりするように、どんな 賢い人間でもやってみないとわからぬところが多いものだ。
【关键句】 “頭が良い人は何か新しい研究を始めようと思っても、そ の 前 途 に あ る 困 難 さ や 障 害 や 行き詰まりが見えてしまう。そこで成果が挙がるはずがない研究などは、やる気になれ ない。”
【解析 】作者先是提出了寺田寅彦的名言— “学者は馬鹿でなければならない”。后面紧接着的两句 话说明了原因。作者认为再怎么聪明的人,很多事情不尝试也不会知道。而头脑聪明的人的预 测能力有时会成为开展新研究的障碍,因此学者必须要“笨”一 点 ,选 项 C 正 确 。