单选题 高校生とバイクの問題をめぐる埼玉県の出来事は、聞く者になんとも【51後味の悪い思いをさせる話である】。埼玉県の教育委員会が、高校生の新規バイク免許取得者の【52名簿を埼玉県警から提供してもらい、】学校の生徒指導担当者に閲覧させていたというのだ。名簿を調べれば、生徒指導担当教諭たちは、自分の学校のどの生徒が免許を取ったかを知ることができる。そして、その生徒を処分することもできる。埼玉県ではほとんどの高校が校則で免許の取得を禁じている。違反者には、自宅謹慎や、免許を学校に預けさせるなどの処分をしているという。県教委によると、こういう閲覧は、毎週金曜日に県庁内で、少なくとも5年以上続けられてきたという。この名簿閲覧を県教委は「高校生によるバイクの死亡事故を防ぐために、指導の一環と認識している」と説明している。【53背後にある基本的な考え方は、高校生に免許を持たせない、バイクに乗らせないというものだ】。乗ることが絶対なければ、死亡事故は起こらない。それはそうだろう。だが、隠れて乗る者が出る。死亡事故はなくならないのが実態だ。そもそも法律で免許取得が認められている。むしろ【54乗り方を教えることが大事ではないか】。バイクに乗ることに伴う危険を徹底的に教え、路上で人と自分の安全を守ることを実地に覚えさせる。自分の行動は自分の責任、ということを学ばせる。交通事故の多い現代では、市民を育てる上で極めて大切なことだと思える。禁止が一番だという【55声が大きい】ことは承知している。だが、バイクを解禁して安全教育を順調に進めている徳島市の私立生光学園高校のような実例もある。神奈川県でも新しい考え方が出てきている。3年間は危険から遠ざけ、違反者を名簿で探して処分し、卒業後は勝手にという「安全指導」は、どうにも解せない51.「後味の悪い思いをさせる話である」とあるが、それはなぜか。
【正确答案】 A
【答案解析】