問題10 次の(1)から(5)の文章を読んで 、後の問いに対する答えとして最もよいものを 、A.B.C.Dから一つ選びなさい 。
(1)
人の嫌がる仕事を進んで引き受けたり、お年寄りやハンディキャップをもつ人を的 確にお世話するボランティアの姿を見ていると、「すごい。 自分にはできない」と感 じてしまう人は多いかもしれません。
でも、こうした行動や態度は活動をしていぐなかで徐々に身についていくもので す 。ボランティアをしているのは特别、正義感が強くてやさしい人ばかりというわ けではありません。
ボランティアを始めた動機に「おもしろそうだから。興味があったから」と、好奇 心や探究心をあげる人はたくさんいます。責任をもって活動できるなら、きっかけ は何でもいいのです。むしろ、「よいことをする!」という気負いがない分、自然体で ボランティアに関わる人も多いのです。
この文章で筆者が最も言いたいことは何か。
被一般人所公认的从事志愿者活动的人,比如说会接受自己并不喜欢的工作,或是 照顾老人、残疾人的人,应该是正义感很强的人。但是作者认为,只要是有责任心,不论 任何人都可以做好志愿者活动。
第一段作者指出,有很多人可能觉得可以接受一般人们不喜欢的工作,能够准确无 误地照顾老人、残疾人,很了不起。但是第二段,作者解释说,实际上那些人并不一定一 开始就是那么耐心、细致,而是在志愿者活动的过程中慢慢知道该怎么做的。从事志愿 者活动的人也不一定都是正义感很强的、很温柔的人。第三段作者进一步阐述自己的 想法,他认为只要是能够负起责任,完成志愿者活动,不管是怎样的理由开始都没有关 系。因此,正确答案是选项A:即使不是特别的人,只要有责任感,谁都能做志愿者活动。
(2)
人都是渴望自由的,都希望凡事可以随心所欲、想怎么做就怎么做。可 是 ,人一方 面希望自己能够自由,另一 ^*面又不喜欢別人任意而为。如果所有人都任性地想怎么 做就怎么做,那就一定会和別人起冲突。想要自己自由,就不得不压抑别人的自由。如 果别人更强势,自己的自由就会被压制。所以,追求自由是一件很麻烦的事。
根据内容概要可以得出正确答案是选项D:所有人都想要自由,但是会和別人起冲 突 ,这是很麻烦的事。
(3)
なんかの本で読んだ話。ある山の麓(注 1)で、おじいさんと孫が、山鳩(注 2 )の雛 (注 3 )を育てていた。その山の反対側に、別のおじいさんと孫がいて、こっちは鹰(注 4 )を育てていた。それぞれの雛が成長して、飛べるようになったんで、ある日、空に 放してやった。そしたら、鹰が山鳩を食べてしまった。山のこっち側では、山鳩が喰 われたって泣いた。向こう側では、鷹がはじめて餌をとったって喜んだ。ひとつの現 象なのに、山のこっちと向こうでは、まるっきり正反対のことが起きたってことにな る。
妙な話だけど、人生の喜びや悲しみは、根本的にそういうものだ。 この世で起きる ことには、本来、何の色もついていない。
そこに、喜びだの悲しみだのの色をつけるのは人間だ。
(北野武『全思考』幻冬舍による)
(注 1)麓 :山の下の部分
(注 2 )山鳩:山に住む鳥
(注 3)雛:鳥の子供
(注 4)鹰 :肉食の鳥で、山鳩より大きい
この文章の内容として最も適切なものはどれか。
书上写了一个故事。山脚下住着一位老爷爷和他的孙子,他们养了一只斑鸠。在 山的另一侧,住着另一位老爷爷和他的孙子,他们养了一只鹰。斑鸠和鹰长大之后,都 被放还空中,于是斑鸠被鹰吃掉了。山这边,养斑鸠的老人和孩子为斑鸠的死而哭泣 , 可是在山的另一边,养鹰的老人和孩子因为鹰第一次抓到了猎物而开心。明明是同一 件事,可是在山的两边却引起了完全相反的结果。人生中的悲喜也是一样。本来世间 并没有悲也在没有喜,这些都是人的感受。
通过故事大意可知,同一件事,因为立场不同,可能出现完全相反的结果。人生的悲喜也是这样。单纯只有事情的话本来并没有悲喜可言,但是由于人们站在不同的角 度感受,所以才有了快乐和伤悲。因此,正确答案是选项D:世间的事情,站在不同的立 场上意义会不同。
(4)
図書館はどこへいこうとしているのか。
こづかいが慢性的に足りなかった学生時代、ぼくは最寄りの図書館みっつを同時 に利用し、週に十二冊の本を借り出していた。そのころ読んだ本が、現在の仕事にど れだけ役立っているか、はかり知れない(注 1 )ものがある。図書館への感謝の気持ち は、今でも深いのです。
それでも図書館によるベストセラーの購入冊数を知ったときは、あ ぜ ん と し て (注2 ) しまった。話題のベストセラーだけを一館で十冊近くも買い込んでいるのだ。 しかも賞味期限が切れたら、同じ本の在庫を抱えるのはスペースの無駄だから、抽選で来館者にあげてしまうという。
リクエストがある、予約待ちが長くなりすぎる。確かにいい分があるだろう。で も、これがみんなの税金で支える図書館の理想的サービスなのだろうか。
(石田衣良『目覚めよと彼の呼ぶ声がする』文藝春秋による)
(注 1)はかり知れない:理想できない
(注 2 )あぜんとして:非常に驚く
この文章で筆者が最も言いたいことは何か。
作者学生时代在附近的三间图书馆同时借书,每周要借十二本书。那时候读的书 对现在很有帮助,他十分感谢图书馆。但是,当作者知道一间图书馆仅一种畅销书就要 购入近十本的时候,大吃一惊。除此之外,在书的畅销期过了之后,因为图书馆空间不 够 ,就用抽签的方法来决定,把书送给来图书馆的人。虽然这样也有好处,但是这些图 书馆都是用纳税人的钱在支撑,作者觉得这样的服务并不好。
这篇文章是在讨论图书馆的服务方式。前两段只是引子,说明作者对图书馆存有 感谢之情。但是第三段作者笔锋一转,提出了问题。一间图书馆同一本畅销书就要购 入将近十本,然后在书的畅销期过了之后,以抽签的方式送给顾客。作者觉得这样做确 实也是有好处的,但 是 ,用纳税人的税金提供这样的服务就不对了。因此,正确答案是 选 项C 。
(5)
スポーツには二種類の「勝利」があることを知っていますか。
一つは言うまでもなく、競う相手に対するものです。相手の攻撃に耐え、相手の守 備に頑張って攻撃をしかけます。これをせずには、勝利することは望めません。
もう一つの勝利とは、弱い自分に勝つ、つまり克己です。プレーヤーは、「勝利を得 るためには、ルー ル (注 1)を守りたくない」という誘惑(注 2 )に絶えず直面していま す。何しろルールには「勝つためには面倒なこと」がいっぱい書いてあるからです。 しかし、その誘惑に負けるのは自分が弱いからです。たとえゲームで勝利を得たと しても、それが反則によるものであれ、スポーツにおける勝者とはなりません。己に 勝つ(克つ)ことは、スポーツマンの必要条件なのです。
(高峰修『スポーツ教養入門』(岩波新書)による)
(注 1)ル ー ル :スポーツやゲームの規則
(注 2)誘惑 :その人にとって良くない状態に誘うこと
スポーツで己に勝つ(克つ)ことが必要なのはなぜか。
体育比赛的“胜利”有两种。第一种是战胜敌人,用力进攻,或是用力反击对方的进 攻 。第二种是战胜自己。对于运动员来说,有很多诱惑,比如不想遵守规定。但是如果 违反了规定,就谈不上胜利了。因此,战胜自己是取得胜利的必要条件。
问题是为什么在体育比赛中“克己”是必要的。画线句子在全文的末尾处,因此需 要分析全文内容。第一段作者提出体育运动有两种胜利。后面两段是分別分析这两种 胜利的。第一种是战胜对手。第二种则是战胜软弱 的自己,也就是“克己”。运动员要 面对很多诱惑,比如为了胜利而不遵守规则。但是如果无法战胜诱惑,也就是承认了自 己的软弱 。若是没有遵守规则 (输给了自己)也就注定无法战胜对手了。因此,正确答 案是选项C 。