私の夢
夢とは一体何なのか。人によって違う答えが出るのだろう。私は、夢とは成長の証だと思っている。
子供の頃、私は立派な教師になりたかった。あの時、私はまだ小学校一年生で、国語の担任教師だったxx先生はとても優しい人で、いつもドジだった私の面倒を見てくれた。ある日の放課後、私は雨で家への帰り道が分からなくなった。そこに立って雨を浴びることしかできなかった。その時、目の前に一人の女性が現れた。それはxx先生だった。そして、先生は私を家まで送ってくれた。その時から、xx先生は私の憧れになって将来は先生みたいな教師になろう、と決心した。
時間の流れと伴って、私の考えもいろいろ変わった。中二の時、私は沢山の熱血ロボットアニメを見た。その中、人間の言葉を喋れる戦闘力にも優れた、自分の心を持つかっこいいロボットがあった。その時の私は、そんな強いロボットを自分でつくりたいなあ、と思っていた。「そうだ、私は科学者になるんだ。决めた!」
でも、その時の私は甘かった。科学者になるのはそう簡単なことではない。数学が苦手な私には無理だと、高校の時の先生もそう言った。認めたくないが、事実だった。「そうだね、もっと現実的な夢を持つべきなんだ」。
今の私は歴史学者を目指して頑張っている。でも、これで私の一生を决めるわけではなく、ただ現在の私にとってこれはふさわしい夢だと思う。いつも自分の夢を持つことこそが、自分の成長のあかしだと私は思う。