单选题
(4)人間は、本能的に(注1)何らかの刺激を求めるのではないだろうか。その刺激のひとつは味であり、また、味以外のものもある。今、この刺激ということばを、人間の嗜好(しこう)といったものにいいかえてみると興味ある事実がいくつも出てくる。
さて、嗜好品というものを考えてみよう。嗜好品はかならず刺激というものをもっているのが発見できるだろう。味では、塩味や甘味はつねにないとどうにもならない味であるが、苦味や酸味は、ときどきそれを味わうことで、刺激として感じる。香辛料のピリリとした辛さなども刺激のひとつだ。アルコール飲料も同じである。
また、こういった嗜好品を(注2)たしなむばあい、その刺激が強いほど満足感がえられる。そしてその刺激が、生きることのひとつの大きな刺激となってはね返ってくる。酒がなくて何が人生ぞなどということばは、あきらかに酒という嗜好品が、生きることへの( )を与えているひとつの証拠とみてもよいだろう。
(河野友美 『味と文化』による)
(注1)何らかの:何かの
(注2)~をたしなむ:~が好きで親しむ
【問い】 ( )に入る最も適当な言葉はどれか。